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永代供養墓『宝珠の碑』

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「むすこ」と「むすめ」
2018-03-22

大和言葉である「むすこ」「むすめ」の謂れについて『致知』という雑誌に載っていたので、転載します。
日本語は奥が深いですね。
………………………………
ムスコ、ムスメに共通して使われているムは『君が代』の歌詞「苔の産すまで」に
使われている「ムス」です。

「ムス」 は、草や苔が茂って繁殖する意味です。

そこから 「生む (産む) 」
「生まれる (産まれる) 」という意味も
もつようになりました。

その「産す」に男性を表す「子」がついて
「産す子」になり、女性は「産す女」になりました。

どうしてムスコに「呼吸」という
「息」の字を使うようになったのかというと、
息は生命、息吹を表す言葉で
「息」 という漢字にも、

〈息をする〉→〈生息する〉→〈殖える ・ 殖やす〉

という意味があり「息」と「産す」は
同じような意味をもつ文字だったのです。
それで「息子」と書くようになったのです。


同じように自分のムスメを表す言葉で
「息女」と「娘」があります。

「娘」という字体は、もともとは
「孃」という字体でした。

「孃」という文字の右側の「襄」は、
着物の袷に綿を詰めたものを表し、
柔らかい女性という意味で
「孃」という字を使いました。
「孃」から簡易化されたのが「娘」という文字です。

息子も娘ももともとは、
命の誕生や子孫繁栄の喜びの意味がある
「産す」から来ているのです。

彦と姫から産まれた息子と娘によって、
弥栄の命の繁栄を願い
輝いて生きていることを喜び合える幸せを
味わいたいと思います。
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