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多文化主義
2021-04-21
現在の世界で支配的な力を振るっている考え方に「多文化主義」があります。

日本にしても、アメリカにしても、イギリスにしても、トルコにしても、それぞれの国にはそれぞれの建国の歴史があります。そして、その後の歴史があります。
素晴らしい人材も出て素晴らしい歴史をつくってきているのです。しかし、時には、差別的に少数民族を差別し時には死にいたらしめたこともあります。

その差別的な部分的な歴史に注目し、その差別を攻撃し、将来人種差別が再び台頭してくることが無いように、マスコミを交えて様々な運動・デモなどを行います。そして、ここが特に問題だと思うのですが、その国の独自の文化と歴史を否定するように迫るのです。このことを
多文化主義と申します。

かくして、多文化主義により、その国の文化・歴史が崩壊してしまうのです。

だから、アメリカはトランプさんが出てきましたし、ドイツもフランスも差別は良くないが、もともとの文化・歴史を尊重しようという流れが出てきているのです。

しかし、そのようなもともとの文化・歴史も尊重しようという流れは、マスコミに言わせると「極右政党」となるようです。マスコミが、「極右政党」と言っていたら、もともとの自国の歴史や文化を尊重したいと思っている普通の人たちと読み直した方が良いでしょう。




「郷に入っては、郷に従え」という言葉があります。他国に入ったら、他国の文化・歴史にを尊重しましょう。というまことにまっとうな生き方だと思います。

しかし、現代では、かつての一部分の歴史をとらえて、全ての文化・歴史を否定する方向に動いています。

例えば、アメリカの建国の父・ワシントン初代大統領は、奴隷制度を温存し、奴隷を使役したので、否定されるべきだ、というのです。

私は、そう思う人はそれでもかまわないと思います。どこの国も特色のない、多様性のないのっぺらぼうのようなものがいいという考えもあるでしょう。

しかし、私は、それぞれ国のそれぞれの時代のそれぞれの文化・歴史を尊重することの方が良いのではないかと思います。差別はいけませんが、多様性こそ、尊重されるべきでしょう。
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