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発光体
2019-03-01
明治~昭和に活躍した哲学者

安岡正篤(やすおか まさひろ)の言葉です。

安岡正篤は、和の名宰相とされる佐藤栄作首相から中曽根康弘首相に至るまで、昭和歴代首相の指南役を務めさらには三菱グループ、東京電力、住友グループ、近鉄グループ等々、昭和を代表する多くの財界人に師と仰がれた人物です。

その言葉がこちらになります。

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一燈照隅、万燈照国

(いっとうしょうぐう、ばんこくしょうとう)

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これには次のような意味があります。

一つの灯日を掲げて一隅を照らす。そうした誠心誠意の歩みを続けると、いつか必ず共鳴する人が現れてくる。

一灯は二灯となり三灯となり、いつしか万灯となって、国をほのかに照らすようになる。だからまず自分から始めなければいけない。そのためには自分自身が明りにならなければいけない。それは手燭を持つことではない。

そんなものは吹き消されたらそれっきり真っ暗になってしまう。

そうではなく、自分自身が発光体になるのだ。


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上記は、私の愛読書『致知』の文書です。

1人1人が発光体となり、周りを照らしていくことが、その社会のためにもり、それがまわりまわって、自身の幸福にもつながるのです。たとえ小さなことでもいい。自らが明るく社会を照らすことを始めればよいのです。

 
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